株式会社SWANの副業は怪しい?価格も返品も無い特定商取引法の表記を登録前に見てほしいです

副業

この記事では株式会社SWANの副業についてお話しします。

🔰この記事でわかること🔰

  • 料金とやめ方はどこに書いてあるのか
  • 登録ボタンの行き先はどこか
  • 運営会社の登記と自称は合っているか

この副業への登録はおすすめしません。
LINEに登録させるページの特定商取引法に、お金の話が1行もないからです。
もう登録した方は、最後の章へ進んでください。
私も詐欺にあった一人なので、見過ごせませんでした…

佐藤恵
管理人
佐藤 恵(さとう めぐみ)
キャリアナビゲーター

キャリアナビゲーター。-私について-SNS広告をきっかけにした副業・投資詐欺で合計500万円を失ってしまいました…私と同じ目にあった方たちが「気軽に無料相談できる」きっかけになればと思いこの副業被害レスキュー「カエス」を立ち上げ。ご相談者様の声はコチラ👈
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  1. 株式会社SWANの副業をすすめられない理由は、特定商取引法に無い3行です
    1. 公開されている書類を、1項目ずつ突き合わせました
    2. もう登録してしまった方へ
  2. 特定商取引法の表記が2本あり、LINEに登録させる側だけ7項目が抜けています
    1. 2本は、事業者の情報だけ一字一句そろっています
    2. 違うのは、お金にまつわる7項目です
    3. 最近になって消したわけではありません
  3. 料金はどこに書いてあるのか
    1. 3つの書類が、おたがいを指しています
    2. 払う手段だけは、先に3通り用意されています
  4. 退会・解約・クーリングオフ・返金。この4語が法務ページ9本に1度も出てきません
    1. 利用規約も、2本あります
    2. 出てくるのは「返品」だけで、しかも応じない文脈です
    3. もめたときに戻る上限も決まっています
  5. 売り物として利用規約に書いてあるのは、副業ではなく電子書籍です
    1. もう1つの入口が指す書類には、もっとはっきり書かれています
    2. 稼げることは、保証しないと書いてあります
    3. 規約の日付は、会社より先になっています
  6. 「期間限定 現金最大10万円ボーナス」は、いつからの期間限定なのか
    1. 文字として書かれているのは、5つだけです
    2. ボーナスに条件が書かれていません
    3. 2025年7月28日から、同じ画像が貼られたままです
    4. 急がせる言葉にも、数字がありません
  7. 登録ボタンの行き先は「エクスキュート」。1年前は別の名前でした
    1. 行き着くのは、案内に出てこない名前です
    2. 1年前は「Free AI」でした
    3. 行き先のドメインは、別のサーバーに置かれています
    4. この広告ページは、人に配られています
  8. もう1つの入口は、名前と電話番号と年代をその場で入力させます
    1. 渡すものが、入口によって変わります
    2. 年代の選択肢に「17歳以下」があります
    3. 体験談とグラフに、元になった調査がありません
    4. 登録したあとに入るのは、別の名前の会員ページです
  9. 株式会社SWANの登記と、会社サイトの自称を突き合わせる
    1. 確かめるときは、法人番号で照合してください
    2. 設立の日付が2つあります
    3. 名乗っている人が2人います
    4. 会社の公式サイトに、この副業は出てきません
    5. ドメインは、法人番号より先に取られています
  10. 口コミを探した結果と、公的機関の名簿との照合
    1. 当事者の声が出てきません
    2. 出回っている金額を、この記事では使いません
    3. 金融庁の名簿に名前はありません
    4. 消費者庁の注意喚起に、この社名はありません
    5. ただし、手口の型は公表されています
  11. 電話番号を渡してしまった方へ、今日のうちにできること
    1. 今日やること
    2. 払ったあとに来る「返金できます」の連絡について
    3. 次から同じ形を見分けるために
    4. お金を払っていない私に、分からなかったこと
  12. あわせて読みたい|似た手口の検証記事

株式会社SWANの副業をすすめられない理由は、特定商取引法に無い3行です

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株式会社SWANの副業に、今から登録するのはおすすめしません。

理由は、会社が新しいことでも、口コミが見つからないことでもありません。

LINEに登録させるページの特定商取引法に基づく表記に、「商品及び販売価格」の欄がないからです。

「お支払方法」の欄もありません。

「返品・キャンセルについて」の欄もありません。

いくら払うのか、どうやって払うのか、返してもらえるのか。

この3つが書かれていない相手に、先にこちらの名前と電話番号を渡すことになります。

公開されている書類を、1項目ずつ突き合わせました

同じ会社の特定商取引法に基づく表記が、2本出てきました。

片方には値段も支払方法も返品の決まりも書いてあり、もう片方には書いてありません。

そして書いていない方が、LINEに登録させる入口の側でした。

あわせて、登録ボタンを押した先のページも開いてみました。

行き着いたのは、株式会社SWANでもない、別の名前を名乗るページでした。

もう登録してしまった方へ

すでにLINEを追加した方、フォームに名前と電話番号を入れてしまった方もいると思います。

まだお金を払っていないなら、慌てて払わないでください。

やめ方の決まりも、返金の決まりも、公開されている書類のどこにも書かれていないからです。


私が一番こわいと思ったのは、書いていないことを隠しているわけではなく、同じ会社がちゃんと書いた版を持っているのに、広告にはそうでない方を使っているところです。正直、ここだけで私はもう無理でした。

特定商取引法の表記が2本あり、LINEに登録させる側だけ7項目が抜けています

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株式会社SWANの特定商取引法に基づく表記は、同じドメインの中に2本あります。

1本目はLINEに登録させる入口が指していて、2本目は名前と電話番号を入力させるもう1つの入口が指しています。

閉じた古いページの残りではありません。

2026年9月24日時点で、どちらの入口も開きます。

2本は、事業者の情報だけ一字一句そろっています

2本とも、事業者は株式会社SWAN、所在地は東京都世田谷区瀬田2丁目27-3、電話番号は03-6820-3717、運営統括責任者は後藤 陽介です。

会社ホームページ、メールアドレス、受付時間も同じです。

つまり同じ会社が、同じひな形から作った2本です。

違うのは、お金にまつわる7項目です

2026年9月24日時点で、LINEの入口が指す表記にだけ、次の7項目がありません。

項目 LINEの入口が指す側 フォームの入口が指す側 会社の公式サイト
事業者・所在地・電話番号 あり あり あり
運営統括責任者 あり(後藤 陽介) あり(後藤 陽介) 記載なし
商品及び販売価格 なし あり ページ自体がない
商品代金以外の必要料金 なし あり ページ自体がない
お支払方法 なし あり ページ自体がない
商品の引渡し方法 なし あり ページ自体がない
商品の利用可能時期 なし あり ページ自体がない
返品・キャンセルについて なし あり ページ自体がない
免責事項 なし あり ページ自体がない

ページの重さも、LINEの入口が指す側は6,418バイト、フォームの入口が指す側は11,111バイトと差があります。

通信販売では、広告に価格・支払方法・引渡し時期・返品の決まりを表示するよう定められています。

この決まりの中身は、消費者庁の特定商取引法ガイドの通信販売のページで読めます。

株式会社SWANの副業広告ページの特定商取引法に基づく表記
株式会社SWANのもう1つの入口が指す特定商取引法に基づく表記

2026年9月24日に撮影しました。上がLINEの入口が指す側で、事業者の表から未成年者・動作環境・著作権・注意書きと進んで、そのままページが終わっています。

下がフォームの入口が指す側で、同じ著作権の次に「商品及び販売価格」が続いているのが見えます。

最近になって消したわけではありません

2025年9月18日に保存されたLINEの入口が指す表記は6,418バイトで、2026年9月24日のものと同じ大きさでした。

2025年12月15日の保存版も同じです。

どちらにも、価格・支払方法・返品の項目はありません。

少なくとも2025年9月の時点で、すでにこの形でした。


うっかり抜けたのなら、もう片方にも同じ抜け方をしているはずなんですよね。片方にだけ全部そろっているのを見てしまうと、私はどうしても「選んでこの形にしたのかな」と思ってしまいます。

料金はどこに書いてあるのか

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株式会社SWANの副業の料金は、2026年9月24日時点で、公開されているどのページにも金額が書かれていません。

「探し方が悪いのでは」と思われるかもしれないので、たどった順番をそのまま書きます。

3つの書類が、おたがいを指しています

フォームの入口が指す特定商取引法には価格の欄があります。

ただしそこに金額はなく、「当社の販売ページに表示されております」と書いてあります。

では販売ページはどこかというと、利用規約の料金の条に「弊社のサイトに記載のとおりとなります」とあります。

そして、そのサイトにあたる広告ページには、金額が1文字も出てきません。

3つの書類がおたがいを指し合うだけで、数字はどこにも置かれていません。

払う手段だけは、先に3通り用意されています

金額は出てこないのに、支払方法は決まっています。

銀行振込、クレジットカード決済、そして購入に携わる決済を代行する会社が提供する方法の3通りです。

金額より先に払い方だけがそろっているこの順番が、私にはどうしても引っかかりました。


値段を聞いてから決めたい、って当たり前のことだと思うんです。それが分からないまま連絡先だけ渡す形になっているのが、私は落ち着かないです。

退会・解約・クーリングオフ・返金。この4語が法務ページ9本に1度も出てきません

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株式会社SWANが公開している法務ページ9本を全部読んでも、退会・解約・クーリングオフ・返金の4つの言葉は1度も出てきませんでした。

9本の内訳は、広告ページ2本、特定商取引法の表記2本、利用規約2本、プライバシーポリシー2本、会社サイトのプライバシーポリシー1本です。

利用規約も、2本あります

特定商取引法と同じことが、利用規約でも起きています。

LINEの入口が指す利用規約は、利用契約の成立、禁止行為、規約の適用、不保証、そして第5条(合意管轄・準拠法)の5つで終わります。

料金の条も、返品の条も、損害賠償の条もありません。

フォームの入口が指す利用規約は全部で11条あり、抜けている第5条(料金)も第6条(返品)も、そちらには入っています。

出てくるのは「返品」だけで、しかも応じない文脈です

4語のかわりに出てくるのが「返品」です。

フォームの入口が指す特定商取引法には、「当社の提供する本商品等は、商品・役務の性質上、お客様都合による返品・交換・キャンセルは応じかねます」とあります。

続けて、「思っていたのと違ったから」や「気が変わったから」という理由での返品は一切できない、と書かれています。

利用規約の返品の条も「本サービスの性質上、返品・交換はお受け致しておりません」の一文です。

もめたときに戻る上限も決まっています

損害賠償の条には、賠償の範囲は「弊社がユーザーから受領した本サービスの利用料金の総額を上限」とすると書かれています。

払った以上のものは戻らない、という意味です。

争う場所も先に決められていて、東京地方裁判所が指定されています。

遠方にお住まいの方は、それだけで動きにくくなります。


始め方はあれだけ丁寧に書いてあるのに、やめ方だけどこにもないんですよね。私は入口より出口が気になるたちなので、ここが空白なのはかなりきついです。

売り物として利用規約に書いてあるのは、副業ではなく電子書籍です

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LINEの入口が指す利用規約は、表題が「電子書籍利用規約」です。

そのページが見せているのは「スマホで完結」する副業の話だけなのに、契約書にあたる文書の名前は電子書籍になっています。

もう1つの入口が指す書類には、もっとはっきり書かれています

フォームの入口が指す利用規約には、第1条に定義の条があります。

そこには本サービスとは「弊社が一切の権利を有する電子書籍を提供するサービス」である、と書かれています。

仕事を紹介する、案件を配る、といった約束はどこにもありません。

渡され方は特定商取引法の引渡し方法の欄にあり、代金の決済が終わったあと「2営業日以内に当社よりお送りする電子メール内ダウンロードリンク」から受け取る形です。

つまり約束されているのは、読み物のダウンロードまでです。

稼げることは、保証しないと書いてあります

同じ特定商取引法の免責事項の欄には、本商品の特性上「必ずしもその効果・お客様の利益を保証するものではありません」とあります。

損害やトラブルが起きても「一切の責任は負いません」とも書かれています。

広告では「最短即日で稼げる」と言い、書類では稼げる保証はしないと書いています。

読む人が見る場所によって、約束の強さが変わる作りになっています。

規約の日付は、会社より先になっています

利用規約の末尾には2024年11月2日制定と書かれています。

会社の公式サイトが名乗る設立日は令和6年11月12日で、規約の方が10日早いことになります。

国税庁が法人番号を指定した日は令和7年2月26日なので、そこからは約3か月半早い日付です。

ひな形をそのまま使ったのだと思いますが、自社の設立日より前の日付が入ったまま公開されています。


「副業を紹介してもらえる」と思って申し込んで、届くのが読み物だったら、私だったら言葉が出ないと思います。しかもそれ、規約にちゃんと書いてあるんですよね。

「期間限定 現金最大10万円ボーナス」は、いつからの期間限定なのか

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「期間限定」とうたう画像は、少なくとも2025年7月28日から1バイトも変わっていません。

そもそもLINEに送る入口のページは、文章がほとんど置かれていません。

見えている言葉はすべて画像の中にあり、あとから差し替えても跡が残らない作りになっています。

文字として書かれているのは、5つだけです

このページのHTMLから画像とタグを外すと、残るのはページの名前 frm と、いちばん下のリンク3本と、「© 2025 SWAN Inc. All rights reserved.」という著作権表示だけでした。

仕事の内容も、金額も、運営者の名前も、文字としては1つも書かれていません。

画像の中の言葉は、文字として選ぶこともコピーすることもできません。

ボーナスに条件が書かれていません

目立つ場所に置かれている画像には、「ただいまキャンペーン実施中」とあり、「現金最大10万円ボーナス」を受け取ろう、と続きます。

ところが、いくら以上で対象になるのか、いつまでなのか、どうすれば受け取れるのかは、画像の中にも書かれていません。

利用規約のキャンペーンの条も、内容は別途規約に記載する、と書いてあるだけです。

2025年7月28日から、同じ画像が貼られたままです

2025年7月28日に保存されたものと、2026年9月24日に取得したものは、1バイトも違わない同じ画像でした。

フォームの入口に貼られている同じ名前の画像も、まったく同じものです。

急がせる言葉にも、数字がありません

別の画像には、「参加人数には制限をもうけさせていただいております」と書かれています。

続けて「お早目のご登録お待ちしております」とあります。

ただし、何人までなのかは書かれていません。

「稼げる」という言葉は3か所に出てきて、「最短即日で稼げる」、未経験でも稼げる、時間を活用して稼げる、と並びます。

未経験でもできる理由として書かれているのは「スマホで入力などができれば誰でも取り組めます」の一文だけで、何を入力する仕事なのかは最後まで出てきません。


私、昔この「今だけ」に何度も背中を押されたんです。同じ画像が1年以上貼りっぱなしだと知っていたら、あのとき指が止まったのになと思います。

登録ボタンの行き先は「エクスキュート」。1年前は別の名前でした

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広告ページの登録ボタン4つは、すべて株式会社SWANのサイトの外へ出ます。

押した先で何が起きるかは、登録しなくても確かめられました。

行き着くのは、案内に出てこない名前です

ボタンの行き先はhet.lpro-ro.comというアドレスで、開くと「エクスキュート」と大きく表示されます。

株式会社SWANという社名も、広告で見た言葉も、この画面には出てきません。

株式会社SWANの副業広告ページの登録ボタンの行き先

2026年9月24日に撮影しました。ページに置かれているのは、この名前とLINEの友だち追加ボタンだけです。

1年前は「Free AI」でした

2025年9月18日の時点では、ボタンの行き先はqmz.lpro-ro.comで、そこに表示されていた名前はFree AIです。

広告ページの中身は、画像も文章も当時のまま変わっていません。

変わったのは、押した先で名乗る名前だけです。

そしてこの2つの行き先は、2026年9月24日時点でどちらも開けます。

行き先のドメインは、別のサーバーに置かれています

この行き先のドメインが登録されたのは2025年4月24日で、株式会社SWANの2つのドメインより2か月あとです。

このドメインは別のサーバーに置かれ、名前を引くしくみも株式会社SWANの2つとは違います。

ただし登録者の名前は3つとも公開されていないので、誰のものかは分かりません。

ここから「同じ人が運営している」とまでは言えないので、そこは断定しません。

確かなのは、登録の受け皿が会社の外にあって、名前を付け替えられる場所に置かれていることです。

この広告ページは、人に配られています

広告ページのアドレスは、紹介者を見分けるための印を付けられる作りになっています。

実際にafl=mm4という印の付いたアドレスが、2026年3月17日に記録として残っていました。

誰が紹介したのかが分かる形で配られています。

あなたが見かけた入口も、この印が付いたものかもしれません。


ここは背筋が寒くなりました。私が今見ている名前が、来月も同じとはかぎらないんですよね。相手の名前を頼りに調べれば大丈夫だと思っていた自分が、ちょっと恥ずかしくなりました。

もう1つの入口は、名前と電話番号と年代をその場で入力させます

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株式会社SWANの副業には、入口がもう1つあります。

こちらはLINEへ送るのではなく、ページの中のフォームに直接入力させる形です。

渡すものが、入口によって変わります

フォームで求められるのは、お名前、フリガナ、LINE名、メールアドレス、電話番号、年代の6つです。

LINEに登録させる入口では、ここまで渡しません。

どちらの入口から入ったかで、最初に渡す情報の量が変わります。

株式会社SWANのもう1つの副業入口にある申し込みフォーム

2026年9月24日に撮影しました。同意のチェックは利用規約についてのもの1つだけです。

年代の選択肢に「17歳以下」があります

年代のプルダウンには「17歳以下」と「18歳(高校生)」が並んでいます。

一方で特定商取引法の表記には、未成年の場合は「保護者様の同意を必ず得てからご購入ください」と書かれています。

お願いの文章はあるのに、それを確かめる仕組みはフォームにありません。

これが違法かどうかを私が決めることはできませんが、書いてあることと作りが合っていないのは確かです。

体験談とグラフに、元になった調査がありません

このページには体験談が6件並び、そのうち2件に金額が入っています。

39歳男性の声には「月21万円アップ」、24歳女性の声には「月18万円アップ」とあります。

円グラフも3つ置かれていて、副収入が得られた55%といった数字が出ています。

ところがページ全体を調べても、調査、アンケート、有効回答、実施期間といった言葉は1つも見つかりませんでした。

何人に聞いた数字なのかが分からないので、比べようがありません。

登録したあとに入るのは、別の名前の会員ページです

同じドメインには、会員用のログイン画面も置かれています。

そこに表示されている名前はBlog Nestで、広告にも規約にも出てこない呼び名です。

画面には「LINEでお知らせしていますIDとパスワード」を入力してください、と書かれています。

パスワードを忘れたときもLINEで連絡する案内になっているので、LINEをブロックすると自分の会員ページに入れなくなります。


嫌になったらブロックすればいい、と思っていたので、そこが出入口だと知って少し怖くなりました。私だったら、電話番号を入れる前に一度手を止めます。

株式会社SWANの登記と、会社サイトの自称を突き合わせる

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株式会社SWANは法人として実在し、国税庁の法人番号は2010901056880です。

登記上の本店は東京都世田谷区瀬田2丁目27番3号ストーンハイツ106で、特定商取引法に書かれた住所と番地まで一致します。

ただし、特定商取引法の表記に書かれているのは建物の名前と部屋番号が入っていない住所で、番地までで止まっています。

部屋番号まで入っているのは、登記と、会社の公式サイトのいちばん下だけです。

確かめるときは、法人番号で照合してください

登記上まったく同じ商号の会社は、この会社を含めて全国に7社あります。

社名だけで検索すると、この副業とまったく関係のない会社が出てきます。

本件だと分かるのは、特定商取引法と会社サイトに書かれた世田谷区瀬田2丁目27-3が、この法人番号の登記住所と一致するからです。

ご自分で確かめるときは、国税庁の法人番号公表サイトで番号から引くのが確実です。

3つの情報源を並べると、そろっているところと、ずれているところがはっきりします。

項目 副業の特定商取引法 登記(国税庁) 会社の公式サイト
社名 株式会社SWAN 株式会社SWAN 株式会社SWAN
所在地 番地まで ストーンハイツ106まで ストーンハイツ106まで
名前が出ている人 後藤 陽介 記載なし 坂本 俊作
日付 記載なし 令和7年2月26日に法人番号を指定 設立 令和6年11月12日
事業の内容 記載なし 記載なし Lステップ構築代行ほか4つ
特定商取引法のページ あり(2本) — なし

設立の日付が2つあります

会社の公式サイトは、設立を令和6年11月12日(2024年)と書いています。

一方、国税庁が法人番号を指定した日は令和7年2月26日で、変更の履歴は新規の1件だけです。

法人番号は設立の登記のあとすみやかに指定されるので、本来この2つは大きく離れません。

実際には約3か月半の開きがあります。

どちらが正しいのかを私が決めることはできないので、両方をそのまま並べておきます。

名乗っている人が2人います

会社概要の代表者名の欄には、坂本 俊作とあります。

副業側の特定商取引法の運営統括責任者は後藤 陽介で、この名前は会社の公式サイトに1度も出てきません。

どちらも、サイトがそう名乗っているというところまでしか確かめられていません。

実在する人物かどうかまでは調べがついていないので、そこは書かないでおきます。

株式会社SWANの公式サイトの会社概要

2026年9月24日に撮影しました。代表者名の欄と、下のほうに並んでいる4つの事業名を見比べてみてください。

会社の公式サイトに、この副業は出てきません

会社が掲げている事業は、Lステップ構築代行、Webマーケティング、ECコンサルティング、ランディングページ制作の4つです。

いずれも企業向けの仕事で、個人に副業を紹介するという説明はどこにもありません。

副業ページへのリンクも1本もありません。

さらに、会社サイトに特定商取引法のページは見当たりませんでした。

特定商取引法の表記は会社サイトを案内しているのに、その会社サイトには表記がありません。

ドメインは、法人番号より先に取られています

会社サイトと副業ページ、2つのドメインが登録されたのは、どちらも2025年2月21日です。

国税庁が法人番号を指定した令和7年2月26日の5日前にあたります。

また、経済産業省のgBizINFOでこの法人番号を引くと、資本金も従業員数も事業概要も空欄でした。

厚生年金保険と健康保険の適用事業所としての登録も出てきません。

会社サイトは資本金300万円と書いていますが、公的なデータベースには規模を示す情報がありません。


会社が実在するかどうかって、つい安心材料にしてしまうんですけど、実在と信用は別なんだなと今回あらためて思いました。私は看板より、書いてある中身を見るようにしています。

口コミを探した結果と、公的機関の名簿との照合

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2026年9月24日時点で、株式会社SWANの副業に実際に登録した人の投稿は見つかりませんでした。

当事者の声が出てきません

Yahoo!知恵袋を探しても、この副業についての質問や相談は出てきませんでした。

noteにも、登録してみた記録はありません。

XやSNSの掲示板までは確かめきれていないので、そちらに投稿が無いとまでは言いません。

確かめられた範囲では、良い評判も悪い評判も、当事者の言葉として残っていない状態です。

出回っている金額を、この記事では使いません

検索すると、ガイドブック代や初期費用として具体的な金額を挙げている記事が出てきます。

ただしその数字は、記事によってばらばらです。

私が公式の書類を全部見た限り、金額はどこにも書かれていませんでした。

つまりどの数字も一次確認が取れない状態なので、この記事では金額として使いません。

読む側としても、出どころの分からない数字を基準に払う額を考えないほうが安全です。

金融庁の名簿に名前はありません

金融庁の無登録業者の一覧を全部たどりましたが、この社名はありませんでした。

ただし、載っていないことは安全の証明にはなりません。

この名簿に載るのは、登録を受けずに金融商品取引業を行っている業者です。

規約の上では電子書籍を売ることになっているこの案件は、そもそも名簿に載る類のものではありません。

消費者庁の注意喚起に、この社名はありません

消費者庁は令和7年6月26日に、簡単な副業をうたって高額なサポートプランを契約させる事業者について注意喚起を出しています。

この文書を全文照合しましたが、株式会社SWANの名前はどこにも出てきません。

名指しされているのは別の会社で、この副業とは関係がありません。

ただし、手口の型は公表されています

同じ注意喚起には、お金が出ていく順番が書かれています。

名指しされた事業者は、SNSの広告からLINEに登録させ、まずガイドブックを買わせ、そのあと電話をかけてサポートプランを勧めていました。

その際にAnyDeskなどの遠隔操作アプリを入れさせ、画面を共有しながら消費者金融で借りさせた例も出ています。

実際に使われた言葉として、「60日間の250万円のサポートプラン」に参加すればそれ以上の報酬が得られる、という勧誘も記録されています。

あわせて国民生活センターの副業トラブルの注意喚起も読んでおくと、どこで判断を止めればいいかが見えてきます。


名前が出ていないから安心、とは私は思えませんでした。名簿に名前が出るころには、もう払ってしまった人がいるということなので、私は載っていない今のほうが気になります。

電話番号を渡してしまった方へ、今日のうちにできること

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すでに登録してしまった方に、今日のうちにやってほしいことがあります。

難しいことではありません。

今日やること

まず、今見えているものをすべて保存して証拠を残すところから始めてください。

LINEのやりとり、送られてきた案内、入金の画面、広告ページ。どれも相手側でいつでも消せます。

次に、その場で金額を告げられても、その日のうちに払わないでください。

そして、画面を見せてほしいと言われても、遠隔操作のアプリは入れないでください。

そのうえで、お住まいの地域の消費生活センターにつながる消費者ホットライン188に電話してください。

金額が大きいときは、法テラスの無料法律相談も使えます。

払ったあとに来る「返金できます」の連絡について

払ってしまったあと、返金できますと連絡してくる業者がいます。

ここで手数料を払ってしまい、お金が二重に出ていくのが二次被害です。

消費者庁も二次被害への注意を出しています。

相談先は、先に書いた188と法テラスで足ります。

次から同じ形を見分けるために

今回のような案件は、次も名前を変えて出てきます。

見るところは4つです。

特定商取引法に価格と返品が書いてあるか。

利用規約に料金とやめ方の条があるか。

登録ボタンの行き先が同じ運営の名前か。

急がせる言葉に数字が入っているか。

同じ形を追いかけた記事として、株式会社REDもあわせて読んでみてください。

無料の範囲がどこで終わるのかを時系列で並べたゆいママの副業の記事も、料金が最後まで出てこない点が似ています。

お金を払っていない私に、分からなかったこと

お金を払っていないので、登録したあとに何が届くのかは分かりません。

坂本 俊作さんと後藤 陽介さんが実在する人物かどうかも確かめられていません。

行き先のドメインを株式会社SWANが管理しているのかも分かりませんでした。

ここは推測で埋めず、断定せずに残します。

それでも、価格も返品もやめ方も書かれていない状態でお金を渡すのは、私にはすすめられません。


私は500万円を失ってから、書類を読む癖がつきました。当時の自分に一つだけ言えるなら、払う前に特定商取引法の表記を開いてみて、とだけ伝えたいです。今日ここまで読んだあなたは、もうそれができる人です。

あわせて読みたい|似た手口の検証記事

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SWANと同じく、同じような流れで高額な支払いへ誘導する案件は他にもあります。手口のパターンを知る参考にしてください。

ほかの副業系の検証記事は副業カテゴリの一覧からもご覧いただけます。

返金や解約の具体的な進め方は返金手順についてにまとめています。

口コミ投稿 ※承認で反映されます。

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